トレンダーズが運営するライフスタイル総研はこのほど、リフォームや内装・外装の変更などの需要が近年高まっていることを受け、20~50代の男女500名を対象とした「お部屋のリニューアル」に関する意識・実態調査の結果を発表した。

「『お部屋のリニューアル』をしたことがありますか? また、今後してみたいと思いますか? 」

「『お部屋のリニューアル』の際に壁紙を張替えをしましたか? 」

はじめに、自宅の一部や部屋に手を加える「お部屋のリニューアル」の興味・経験について聞いたところ、全体の41%が「したことがある」、35%が「今後してみたい」と回答。全体の7割以上が「お部屋のリニューアル」に対して積極的な考えを持っていることが分かった。

また、経験者に対して「お部屋のリニューアル」をおこなった時期を聞いたところ、「過去3年以内」と回答した人が45%と約半数になった。これに関してライフスタイル総研は「世の中的にも住まいへの意識が高まっている中で、より快適な部屋づくりのためのアクションをおこす人が増えてきている様子がうかがえる」とコメント。実際におこなった内容としては、「内装の変更(カーテン・床材・壁紙の変更など)」(70%)、「リフォーム」(59%)、「外装の変更」(42%)、「リノベーション」(15%)などが多い結果となっている。

内装変更やリフォームなどにあわせて室内の壁紙を見直す人も多く、「お部屋のリニューアルの際に、壁紙の張替えをした」という人は58%と約6割。ライフスタイル総研は「家具やインテリアなどだけではなく、壁紙にもこだわるのが最近のトレンドと言えそうだ」と考察している。なお、「壁紙を替えてよかったこと」としては、「壁紙を替えたことで、部屋全体が明るくなった」(59歳・男性)、「雰囲気が変わり、新築に引っ越したような気分になった」(33歳・女性)などの声があがっている。

具体的にはどのような壁紙が人気なのかを調べるため、「お部屋のリニューアル」未経験者のうち、「今後、自宅の壁紙を張替えたい」と回答した人(105名)に対して壁紙選びのポイントをたずねた。その結果、「壁紙は、部屋のインテリアにあわせて選びたいと思う」という人が89%と約9割、「家具を変えるように、壁紙をインテリア感覚で楽しみたい」という人も74%にのぼった。

壁紙選びの傾向としては、「白・ベージュ以外のものを選びたい」と答えた人が50%、「壁一面だけの張替え、アクセントクロスなど遊び心のあるデザインを取り入れたい」という人は48%、「柄の入ったものを選びたい」人も30%となっている。具体的な色・柄としては、「木目調の心が落ち着く柄」(29歳・男性)、「北欧系の温かみのある感じにしたい」(37歳・女性)、「今の壁が白くて味気ないのでアジアンリゾート風にしたい」(51歳・女性)などの声が寄せられた。

同調査は11月5日~9日、20~50代の男女500名(性別・年代 均等割付)を対象に、楽天リサーチによるインターネット調査にて実施された。