カプコンの大ヒットタイトル『モンスターハンター』シリーズの最新作となる、ニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンタークロス』が11月28日に発売された。同日の早朝午前6時40分からは、東京・新宿のビックロ ビックカメラ新宿東口店にて発売カウントダウンイベントが開催され、550人を超える長蛇の列が見られた。
列は前日27日の朝8時ごろからでき始め、28日午前6時ごろには170人に。カウントダウンイベント終了後には550人の列ができ、昨年の『モンハン4G』発売イベント以上となるファンが集結した。前日の8時ごろから並び始めたという双剣使いの男性ハンターは、「今回はハンマーを使い、その後色々な武器を試してみたい。ブシドースタイルと『狩技』に注目しています」と新要素も楽しみな様子。
また、本ソフトの体験版をプレイしながら列に並んだという女性ハンターは「やっぱり弱いけど、ニャンターでプレイして、自分とほかのハンターを癒したい」など、新たな「ニャンターモード」を楽しみにしているファンも多かった。
カウントダウンイベントには、『モンスターハンター』シリーズの辻本良三プロデューサーと、『モンスターハンタークロス』の小嶋慎太郎プロデューサーが登場。辻本氏はソフト発売の喜びを伝えた後、2016年1月10日から開催される「モンスターハンターフェスタ'16」と、『モンハン』のイラストコンテストの募集(2015年12月3日~2016年1月4日まで)を告知し、今後もイベントが盛りだくさんであることをアピールした。
さらに、『モンハンクロス』のテレビCMに出演中のお笑いコンビ・次長課長の井上聡とタレントの武井壮もサプライズゲストとして登場。MCからの「『モンハンクロス』をプレゼントする予定はありますか?」という質問に武井はハンマー投選手の室伏広治氏を挙げ、「あの屈強な体でプレイしているところを見てみたい」とコメントし、笑いを誘った。また、井上は「年配の方にプレゼントして、超高齢者ハンターを生み出すのはどうか?」と、コミュニケーションツールとしての提案をし、プロデューサーたちも「なるほど」と関心を示していた。最後に辻本氏は「前作より遊びやすくなっているので、ぜひ狩まくってください」とコメントし、イベントは終了した。
『モンスターハンタークロス』は、2004年に1作目が発売されて以来広く人気を獲得し、ビッグタイトルに成長したハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズの最新作。本作では基本行動が特化される「ギルド」「ストライカー」「エリアル」「ブシドー」という4つの狩猟スタイルを用意するほか、"狩技ゲージ"をためることで「狩技」が発動し、強力な技が繰り出せる。また、シリーズでおなじみのオトモアイルー・ニャンターを操作してクエストを進められるのも大きな特徴となっている。
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