CS放送ファミリー劇場の開局20周年記念イベントが26日、都内で行われ、ベイビーレイズJAPAN(大矢梨華子、傳谷英里香、林愛夏、高見奈央、渡邊璃生)、大槻ケンヂらが出席した。

ファミリー劇場の開局20周年記念イベントに登場したゲストたち

2016年1月1日に開局20周年を迎えるファミリー劇場は、20周年を盛り上げる企画を多数ラインナップ。大晦日には人気シリーズ『緊急検証!』のファミリーが集結してのカウントダウン生放送、さらに成人の日には20時間の生放送を行うことを発表。2月からは『声優男子ですが…?』のシーズン2の放送するほか、石原プロモーションとは新たなスターを発掘する『4K未来映像プロジェクト』が進行している。

さらに、3月からCS初放送となる『連続テレビ小説 あまちゃん』を同局で放送することを受け、同イベントに『あまちゃん』に登場するアイドルグループ「GMT47」が歌った「暦の上ではディセンバー」を実際に歌唱していたベイビーレイズJAPANが応援に駆け付け同曲を披露。傳谷は「私たちも『あまちゃん』を見て過ごしていて、笑いあり涙ありで、前向きに1日をスタートできるそんなドラマでした」と回顧し、林は「皆さんにも『あまちゃん』を見ていただいて元気になってもらえたらなと思います」とアピールした。

また、服部編成部長は「『あまちゃん』を知らない人はほとんどいないですけど、実は見たことがない人も独自の調査でたくさんいることがわかった」と明かし、「NHKの本放送、BSプレミアムに続いて3回目(の放送)なので、3度目の正直でより多くのリーチを深めたい。例えば解説や裏話などを含めて徹底的に付加価値を付けて、3回目を楽しんでいただこうと思っています」と狙いを明かした。

なお、ファミリー向けの番組が少ないのに、なぜファミリー劇場なのかという疑問に服部先生部長は「20年前に始まったときは国内のドラマシリーズと子ども向け番組を編成していてファミリー向けだった」と回顧し、「今の時代は一家で見るのはなく、共有・共感できる仲間と一緒に見られるような状況なので、そういうコミュニティを≒ファミリーって考えていて、その人たちに向ける番組作りが必要になってくるんじゃないか」と説明して、『緊急検証!』シリーズに出演している大槻らを納得させた。

このほか、同イベントには逸見太郎、辛酸なめ子、Mr.マリック、ゆうたろう、上村祐翔、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、山本和臣も出席した。