作家の西加奈子が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』に出演し、司会の明石家さんまを「外側は人間だけど中身はお祭りみたいな人」と評する。関西テレビは11月28日(13:56~14:25)、フジテレビは12月13日(13:00~13:30)に放送される。

『さんまのまんま』に出演する西加奈子

直木賞作家の西は、イラン生まれだが大阪育ち。そんな西にとって、さんまは「お札の人みたいな存在」だといい、「心の中では『さんま』って呼び捨てにしてます。だって、織田信長に"さん付け"しないじゃないですか」と独自の理論を展開する。

また、さんまを「外側は人間だけど、中身はお祭りみたいな人」と表現。さらに、「さんまさんは、"輪廻転生"しない人だと思う。今が最終形です」と言い放ち、さんまを爆笑させる。

お土産に持ってきたのは、浮世絵師・葛飾北斎の本。西はその理由を、絵に全力をささげた北斎と、お笑いに全力をささげるさんまが重なるからだといい「北斎とさんまさんは絶対に合います」と力説する。これに対してさんまは「俺はそこまで笑いに全力になりきれてない」と謙そんするが、そこから深いお笑い論が展開され、西は「鳥肌立った!」と感動する。

このほか、芥川賞作家・又吉直樹との交流や、自身の作品についてのエピソードも披露。西は着ぐるみ恐怖症だというが、番組のマスコットキャラクター・まんまちゃんとの対面を果たす。