西日本シティ銀行は26日、「冬のボーナス使いみち調査」の結果を発表した。調査期間は10月、対象は福岡県内のボーナスがある家庭の主婦500人。

自由に使える額は夫が6.8万円、妻が5万円

冬のボーナスが前年冬より「多くなる」と予測する割合は31.8%(前年度4.3ポイント増)で、過去最高となった。「少なくなる」は7.4%(3.2ポイント減)、前年冬と「同じくらい」は60.8%(1.1ポイント減)だった。

冬のボーナスは昨年に比べどうなると予想しているか

「冬のボーナスで自由に使える金額」を聞いたところ、夫が自由に使える金額は平均6万8,000円(前年冬比5,000円減)。妻が自由に使える金額は平均5万円(前年冬比4,000円減)だった。冬のボーナスが「多くなる」との予想が増加したが、自由に使える金額は前年の冬から夫・妻ともに減少した。

冬のボーナスで自由に使える金額

「冬のボーナスの使いみち」を聞いたところ、1位は「貯蓄」(55.7%)、2位は「旅行・レジャー」(41.1%)、3位は「子供の教育費」(29.9%)となった。

冬のボ-ナスの使いみち

「冬のボーナスを貯蓄する目的」の1位は、「将来の生活費補てんのため」で前年冬に比べ1.2ポイント増加し、42.7%。2位は「将来の教育費のため」(37.2%)、3位は「老後資金の備え(年金資金)」(32.5%)となった。

「冬のボーナスを貯蓄・運用する場合の考え」を聞いたところ、「元本の安全性を重視したい」が11期連続の1位の59.6%で過去最高。「収益性も考えるが安全性をより重視したい」が29.9%となった。