南海電気鉄道・泉北高速鉄道は26日、「大みそかの終夜運転」「正月三が日の住吉大社駅臨時停車」を発表した。12月30日から1月3日まで、全線で土休日ダイヤによる運転も行う。

大みそか終夜運転は南海線・高野線・泉北線で実施

南海線の大みそか終夜運転は難波~羽倉崎間で実施。通常ダイヤの終列車の後、難波駅発着の普通が上下計40本以上設定され、難波~住ノ江間はおおむね15分間隔、住ノ江~羽倉崎間はおおむね30分間隔での運転となる。

高野線は大みそかの終列車の後、難波~河内長野間で上下4本ずつ、難波~北野田間で上下2本ずつ、計12本の各停を運転。難波~北野田間はおおむね1時間に1本の割合で終夜運転が行われる一方、北野田~河内長野間の3~4時台の運転はないとのこと。高野線の下り列車は一部を除き、中百舌鳥駅で泉北線の列車に接続。泉北線では中百舌鳥~和泉中央間の各停が上下計12本設定され、40~60分間隔の運転となる。

正月三が日(1月1~3日)には、南海線住吉大社駅への臨時停車も実施。日中の10時頃から17時20分頃まで、空港急行・区間急行が同駅に臨時停車する(特急は通過)。

南海線住吉大社駅。阪堺上町線住吉公園停留場(2016年1月末に廃止予定)と隣接している

なお、年末年始の好きな2日間、南海電鉄・泉北高速鉄道の全線が乗り放題となる「初詣フリーチケット2016」も発売。大人2,300円・小児1,150円で、12月8日から南海電鉄・泉北高速鉄道の各駅などで販売開始される。有効期間は12月31日から1月8日まで。うち2日間乗り放題となり、「連続でなくてもご利用いただけます」とのこと。