「レトロな家具は好きだけど、現代のキッチンとの一体感を出すのは難しい……」と思いがち。けれど、上手く工夫すれば古道具の持つ懐かしさと現代住宅の便利さを両立した、オシャレで使い勝手のいいキッチンを作ることができるんです。ここではレトロモダンなキッチン作りのヒントを紹介していきます!
ポイントは色の統一感!
RoomClipの人気ユーザー kaoさんのお宅では、白タイルの張られたキッチンカウンターと平行して、冷蔵庫や古道具を利用した食器・調理器具などを収納する棚、机などを設置。カウンターの下にはオーブンも備え、機能的ながらあたたかみのあるキッチンになっています。
kaoさんのお宅には、ひときわ存在感を放っている書き物机がありました。書斎にでも置けそうなデザインですが、上にのせた食器棚や隣の冷蔵庫とも違和感なく調和しています。調理の合間にレシピサイトを確認したり、ちょっとした書き物やblogの更新をしたりと、使い方は自由自在!
コンロまわりはこの通り。古道具はこげ茶色が基調なので、一体感を出すためのポイントは「主要な調理器具・家電製品は黒やこげ茶色を選ぶこと」なのだそうです。なるほど!
紅茶や調味料などを納めている棚。この "モノ入れ" は、ホームセンターで購入した木箱に取っ手をつけて作ったもの。こういう小さなものまで気を配って雰囲気に合ったものを使うことで、グッと統一感が高まっています。
キッチンの一角には、こちらも古い棚を使ったこんなコーナーもありました。和と洋の茶器が仲良く収納されていて、なんだかステキ♪
キッチンカウンターの裏には100円ショップなどでも売られているマスキングテープで遊び心をプラス。こげ茶色を基調とした空間に、加えられた淡い色彩がいいアクセントになっています!
お伺いしたお宅は……
部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」の人気ユーザー。神奈川県在住。部屋作りのコンセプトはレトロモダンで、今も「新品の家をちょっと古い感じの家に変えていっている途中」なのだそう。年に数回、自宅でショップも開催中。
執筆:Yume
フリーライター。緑がいっぱいの東京下町でのんびり暮らしています。カメラ片手の街歩きや旅が趣味兼仕事、と言えるようになりたい。
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