お笑い芸人のバカリズムが、TBS系ドラマ『下町ロケット』(毎週日曜21:00~21:54)の後半パート「ガウディ計画篇」に、横田信生役として出演することが25日、わかった。

『下町ロケット』後半パート「ガウディ計画篇」に出演するバカリズム

直木賞作家・池井戸潤氏の同名小説を原作とする本作は、阿部寛演じる元宇宙科学開発機構の研究員だった佃製作所の二代目社長・佃航平が、仲間と共に奮闘する姿を描いた作品。11月22日放送の第6話より、『下町ロケット2 ガウディ計画』を原作とする後半パートがスタートし、内容がロケットエンジンから"ガウディ"と呼ばれる医療機器の開発へと移ったが、このたび、新たにバカリズムの出演が明らかになった。

バカリズムが演じるのは、小泉孝太郎演じる椎名直之が社長を務めるサヤマ製作所の社員・横田信生。元開発部員だったが、現在は閑職に追いやられ、無味乾燥の日々を送っており、口数も少なく何を考えているかわからないという男だ。

バカリズムは「オファーをいただいたときはまだ役が固まっておらず、正直なんの役をやるんだろうって不安でした(笑)」と心境を明かし、「僕が演じる横田という男が完全に後半の物語の鍵を握ります!」と宣言。「最後は主演の阿部さんを食うぐらいの勢いで横田がかっさらっていきますので、楽しみにしていてください!!」とメッセージを送った。

プロデューサーの伊與田英憲氏も、横田は「後半のキーとなる役」とコメント。「この役ができるのは懐の深いお芝居をされるバカリズムさんしかいないと思い、お願いしました」と起用理由を明かしている。

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