LGエレクトロニクス・ジャパンは25日、3,840×2,160ドット(4K)表示が可能な27型ワイド液晶ディスプレイ「27UD68-W」を発表した。12月22日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別67,000円前後。

27UD68-W

7月上旬に発売された「27MU67-B」をベースに、デザインを変更した4K表示対応の27型ワイド液晶ディスプレイ。最小ベゼル幅9.1mmの薄型ベゼルデザインを採用し、スタンドをクレセントデザインの「アークラインスタンド」に変更している。

液晶パネルにはAH-IPSパネルを採用。HDMI 2.0対応ポートを2基搭載し、4K(3,840×2,160ドット)/60Hzの入力と画面表示に対応。sRGBカバー率は99%で、AMDのFreeSyncテクノロジーもサポートする。

暗い部分を明るく映し出す「ブラックスタビライザー」機能により、ゲームプレイ時の暗くて見づらい部分の視認性も向上。FPS1モード / FPS2モード / RTSモードといった、ゲームジャンルに合わせたプリセットモードが3種類用意されている。そのほかにゲーム専用のカラー設定を1つ保存できる。

前面と背面

モニタのボタンではなく、OS上で明るさやコントラストなどのOSD設定ができるソフトウェア「On Screen Control」に対応。「Excelではブルーライト低減モード」というように、ソフトごとで画面モードをあらかじめ設定しておくと、当該ソフトを起動もしくはウィンドウ選択した際に自動で適用される。画面を分割表示する「Screen Split機能」もOn Screen Controlに統合された。詳細なOSD設定は「OSDジョイスティック」で直感的に行える。

そのほか、低解像度の映像をアップコンバートする超解像技術「SUPER+ Resolution」、眼精疲労の原因とされるフリッカーやブルーライトを抑える「フリッカーセーフ」機能、「ブルーライト低減モード」などを搭載する。

主な仕様は、最大解像度が3,840×2,160ドット、液晶パネルがAH-IPS方式、視野角が上下左右ともに178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(最大5,000,000:1)、応答速度が5ms(GTG)。

映像入力インタフェースはHDMI 2.0×2、DisplayPort×1。スタンドのチルト角度は-2~15度。本体サイズはスタンドありの状態で約615×D186×H456mm、重量は4.9kg。なお、ベースとなっている27MU67-Bは併売される。