電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2015年10月のPC国内出荷実績を発表した。10月のPC出荷台数は前年同月比65.1%の41.2万台となった。このうち、デスクトップPCは11.4万台(同61.1%)、ノートPCは29.8万台(同66.8%)。
10月におけるPC出荷台数は41.2万台。このうち、デスクトップPCは前年比61.1%の11.4万台で、内訳はオールインワン(一体型)が同59.5%の5.5万台、単体(本体のみ)が同62.7%の5.8万台となった。ノートPCは同66.8%の29.8万台で、内訳はモバイルノートが前年比87.2%の7.2万台、A4型・その他が同62.2%の22.6万台。全出荷台数のうちノートPCが占める割合は72.4%となった。
出荷金額は、前年比71.4%の388億円。このうちデスクトップPCは前年比68.2%の111億円、ノート型は同72.8%の277億円となった。2015年10月は、2015年度4月~10月までのうち、出荷台数、出荷金額ともに最も落ち込んだ月となった。
統計の参加企業は、アップルジャパン、NECパーソナルコンピュータ、セイコーエプソン、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計9社。