ミックスウェーブは11月25日、Campfire Audioのインイヤモニター「JUPITER」ならびに「ORION」を発表した。製品はすべてハンドメイドで、米ポートランドの職人達によって生産されている。発売は11月27日。希望小売価格は、BAドライバーを4基搭載した「JUPITER」が114,500円、1基搭載した「ORION」が38,700円(ともに税別)。

JUPITER

JUPITERは、Campfire Audioの新設計技術「Resonator assembly(レゾネーター・アセンブリー)」を採用。各ドライバーに音導管を使用しないことで高周波域のレスポンスを向上させ、歪みの少ない高域とリアルな中域(ボーカル)を実現している。

きょう体はアルミ削り出し

部品はすべて同社の品質基準を満たしており、きょう体はアルミ削り出しとなっている。ケーブルは着脱式で、バランス接続に対応。3.5mmと2.5mmのALO audio製ケーブル「Tinsel Earphone Cable」が付属する。イヤホン側の端子にはベリリウム銅で加工されたMMCX端子を採用している。主な仕様は、インピーダンスが35Ω、感度が114dB、重量が23g、ケーブル長が約145cm。

ORION

ORIONは「Less is more(最小で以って、最大限の成果を生み出す)」をコンセプトに開発。きょう体はアルミ削り出しで、BAドライバーを1基搭載している。JUPITERと同様、ケーブルは着脱式で、別売のケーブルでバランス接続に対応。付属は、ALO audioの「Tinsel Earphone Cable」(3.5mm)。主な仕様は、インピーダンスが14Ω、感度が113dB、重量が23g、ケーブル長が約145cm。

JUPITERと同じく、きょう体はアルミ製

両製品ともに、ケーブルのほかイヤーチップ(シリコン、フォーム、Comply Tx-400)やレザー製キャリングケースなどが付属する