ANAは11月22日、スター・ウォーズキャラクターを描いた特別塗装機第一号「R2-D2 ANA JET」(ボーイング 787-9型機)に続く第二号機「STAR WARS ANA JET」(ボ-イング767-300型機、国内線仕様)を就航。初便となった伊丹空港にて、デザインされたばかりの同機が披露された。
初便は伊丹7時30分発/羽田8時40分着のANA14便となり、その後、羽田から広島へ、広島から那覇へ、那覇から仙台へ、そして、仙台から伊丹への就航を予定していたが、広島便は整備のため機材変更となり、同機での運航は伊丹=羽田線のみとなった。23日からは羽田=高松線より通常運行となり、今度も日本国内の様々な路線に就航を予定している。
第二号機となる「STAR WARS ANA JET」には、左サイドに第一号機同様「R2-D2」を、右サイドには12月18日公開の新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する新キャラクター「BB-8」が描かれている。このキャラクターをデザインしたデカールは11月18日~21日にかけて作業を行い、19日にはANAのFacebookを通じて募集した一般もデカール貼付作業の現場に立ち会った。
また機内でも、専用デザインの紙コップやヘッドレストカバ-を用いることで、スター・ウォーズの世界観を感じることができるようになっている。
専用デザインの紙コップやヘッドレストカバ-もふたり仲良く |
ウォルト・ディズニー・ジャパン(以下、WDJ)とコラボした「STAR WARSプロジェクト」はWDJとスター・ウォーズブランドを活用するプロモーション・ライセンス契約に基づいたもの。世界で初めてとなるスター・ウォーズキャラクターをデザインした特別塗装機の発表を皮切りに、2020年3月までの5年間にわたって実施される。
なお、すでに就航を開始している第一号機「R2-D2 ANA JET」の塗装風景や遊覧飛行(10月17日実施)の様子を収めた特別動画を、12月1日より国際線の機内エンタ-テイメント番組として放映する(一部機材を除く)。
今後の展開としては、「BB-8」が全面に描かれたスター・ウォーズ特別塗装機第三号機「BB-8 ANA JET」(ボーイング777-300型機)が、2016年3月頃より北米路線を中心とした国際線に就航する予定となっている。