アイデムは19日、「2016年3月新卒採用に関する企業調査」の結果を発表した。対象は2016年度新卒採用を行う採用業務担当者1,000名。期間は10月1日~5日。

46.8%が「現在行っている」と回答

2016年度新卒採用活動の10月時点の状況を聞いたところ、46.8%で「現在行っている」が最多となった。次いで、「既に終了している」(27.6%)、「まだ何も行っていない」(25.6%)と続いた。

「2016年度新卒採用活動の進捗」

「現在行っている」「まだ何も行っていない」と回答した企業に、採用活動の終了予定時期を聞いたところ、28.7%で「2016年3月頃まで」が最多だった。なお、2015年の「10月頃まで」から「12月頃まで」の合計は52.8%となり、半数以上の企業が年内までに終了予定見込みとしていた。

「既に終了している」と回答した企業では、39.9%で「2015年9月末頃まで」が最多となった。

「2016年度の新卒採用活動はいつ頃までかかる見込みか」

採用選考に関する指針の順守状況を聞くと、2016年度では57.9%が「守った」と回答した。2017年度では58.1%が「守る予定」と答えた。

「適切だと思う広報活動の解禁日」を聞くと、38.5%で「解禁日は一律に定めないほうがよい」が最多となった。次いで、「卒業年度の前年度の10月」(18.4%)、「卒業年度の前年度の12月」(17.9%)と続いた。

「適切だと思う選考活動の解禁日」を聞いたところ、41.2%で「解禁日は一律に定めないほうがよい」が最多に。以降、「卒業年度の4月」(27.7%)、「卒業年度の8月」(18.3%)となった。