厚生労働省は20日、10月時点での「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」の結果を発表した。対象は平成28年卒業予定の大学・短期大学・高等専門学校・専修学校112校・6,250名。調査は10月1日に行われた。
10月1日時点での大学生就職内定率は66.5%に
平成28年3月の大学卒業予定者は55万7,000人だった。このうち「就職希望者」は78.7%( 44万2,000人)。「就職(内定)者」は66.5%(29万4,000人)となり就職内定率は前年より1.9pt減少した。
男女別でみると、男子の「就職希望率」は73.2%、「就職内定率」は65.8%。女子においては「就職希望率」が86.5%、「就職内定率」は67.2%だった。
文理別の就職内定率をみると、「文系」は65.9%だった。うち「国公立」は69.4%、「私立」は64.9%。「理系」は69.2%で、「国公立」が66.7%、「私立」は70.9%となった。
地域別の就職内定率をみると75.8%で「関東地区」が1位だった。以降、「近畿地区」(67.8%)、「中部地区」(63.6%)、「北海道・東北地区」(62.9%)と続いた。