ローソンは20日、一部報道機関により同社が銀行参入を検討しているあるいはその方針である旨の報道があったことについて、同社の発表に基づくものではないとのコメントを発表した。読売新聞の報道によると、ローソンは銀行業に参入する方針を固め、金融庁から銀行免許を取得した上で、2016年夏にも三菱東京UFJ銀行と共同出資し、新銀行を設立する方向と報じている。

ローソンは、「お客さま満足度の向上を通じた企業としての更なる成長のため、様々な経営上の選択肢を模索しておりますが、現段階で具体的に開示できることはなく、また、何かを決定した事実もない」とコメント。

「今後もお客さまにより満足いただける企業を目指し、当社の強みを最大限活用することを前提にあらゆる選択肢を検討していく」としている。

さらに、「今後開示すべき事実が発生した場合は、速やかに開示する」としている。