タキイ種苗はこのほど、「夫婦の食事」に関する調査結果を発表した。調査は2014年11月2日~9日、20~60代の既婚男女325名(男性163名、女性162名)を対象にインターネットで行われた。
お互いの料理に対する評価に男女差
調査ではまず、夫または妻の料理に点数をつけてもらったところ、夫から見た妻の料理は平均79.3点と高得点。中でも90点以上と答えた夫は半数近くにのぼった。
一方、妻から見た夫の料理は56.2点。可もなく、不可もなくということなのか、そのうち25名が90点以上と評価したものの、0点をつけた妻も同じく25名という結果となった。
夫婦一緒の夕食回数、働き盛りは週1~2回
続いて、「夫婦で一緒に夕食をとるのは1週間に何回くらいですか?」と質問したところ、3割以上が「毎日 (34.2%)」と回答し、特に60代では52.2%と半数を超えた。一方、働き盛りの20~30代は「週1回~2回(37.7%)」が最多。「夕食」においては年代別のライフスタイルがうかがえる結果となった。
夕食を作らない夫、50.6%
次に、「夫または、妻は1週間のうち何回くらい夕食を作ってくれますか?」と尋ねたところ、夫が作る回数は「0回(50.6%)」が最多。一方、毎日作っている女性は38.0%と、普段の夕食は妻が作っている家庭が多いことがわかった。
妻は「完食」、夫は「会話」に作った喜びを実感
最後に、「作って食べてもらう時にうれしいこと」について教えてもらったところ、最も多かった回答は「残さず完食してくれる(52.9%)」で、次いで「おいしそうに食べてくれる(4%)」「おいしいなどの感想を言ってくれる(44.9%)」と続き、特に「残さず完食してくれる」では、妻が61.7%と非常に高い割合を示した。
男女別で見ると、ほとんどの項目で妻が夫を上回ったが、唯一「会話が弾む」という項目では、夫(29.4%)が妻(15.4%)を上回る結果に。夫は食事中に「会話」を求めるも、妻はそうでもないという夫婦間のギャップが浮き彫りとなった。