三井不動産は11月19日、大阪府吹田市の万博記念公園に日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」を開業する。その中でも、大型ショッピングモール「三井ショッピングパーク ららぽーと EXPOCITY」に併設された、「『遊ぶ、学ぶ、見つける』楽しさをひとつに! 」がテーマの大型エンターテインメント施設たちを紹介しよう。
水族館を超えた水族館「生きているミュージアム」
大型エンターテインメント施設は全部で8つあり、大人世代にもオススメなのが大阪市内の水族館「海遊館」がプロデュースする水族館「NIFREL(ニフレル)」である。「NIFREL」は、「いろにふれる」「わざにふれる」「すがたにふれる」「みずべにふれる」「うごきにふれる」「つながりにふれる」といった感性にふれる6つの展示ゾーンに、「WONDER MOMENTS(ワンダーモーメンツ)」のインスタレーションが楽しめるゾーンが加わった合計7つのゾーンによって構成されている。
生きものの展示エリアでは、色鮮やかなカタチの魚や水辺の生き物や鳥など、約150種・約2,000点の動物と間近に出会い楽しむことができる。しかも、ゾーンごとに照明や音楽、映像が融合した空間演出がされており、これまでの水族館とは全く異なる空間が広がっている。斬新な空間の中で動物たちを見たり仲良く触れ合ったりすると、子どものみならず大人の感性も刺激されてワクワクした気持ちになれるはず。
また、「WONDER MOMENTS」のインスタレーションは圧巻のひと言。プロジェクションによって大きな球体と床面にアートを描き、それをインタラクティブに体感できる空間は世界初というだけあり、神秘的かつ幻想的な気分になり、思わず立ち止まって見入ってしまう。
ほ乳類やは虫類、鳥類などを一緒に展示する施設は多いが、それに最新のIT技術を用いてインタラクティブ感をプラスしたことで、まったく新しい体験ができる施設となった「NIFREL(ニフレル)」。子どもだけじゃなく、大人が足を運んでも十分に楽しめる施設だ。
アメリカの文化や日常を通じて英語を学べる
もうひとつのオススメは、日本初の体験型英語教育施設「OSAKA ENGLISH VILLAGE(オオサカイングリッシュ ビレッジ)」。アメリカ気分が楽しめる空間内で英語に触れて学べる仕組みになっており、もちろん大人も利用可能となっている。ネイティブのインストラクターとともに、アメリカの歴史や文化、日常生活をベースにした様々なシチュエーション別の英語表現を学ぶことができる。
同施設では、「レストランでどう注文する? 」「税関で何を聞かれる? それにどう対応する? 」「タクシーを利用する時はどう話す? 」といった、アメリカに行ってまず想定されるシチュエーションをよりリアエルに体験できるシチュエーションルームを用意。それぞれのシチュエーションに合わせたシチュエーションルームでネイティブインストラクターとのレッスンを行うことで、自然な英語を身につけられる。
シチュエーションルームは全部で23室設けている。それぞれのルームは、警察への届け出などを学べる「Police Station」やレストランの会話が学べる「OEV Restaurant」、洋服店での買い物時の会話が学べる「Clothing Store」など、日常生活のシチュエーションに加え、選挙やリーダーシップについて英語で学べる「White House」や英語で演技指導を受ける「Hollywood」など、文化や特定のシチュエーションを通じて英語を学べる空間になっている。"教育施設"というと身構えてしまうかもしれないが、大阪から気軽に行ける"アメリカ"感覚で、英語に触れて遊べる空間として訪れてみるといいだろう。