Steinberg Media Technologiesは、iPad用に特別にデザインされたSteinbergのマルチタッチ対応音楽制作アプリ、Cubasisのライト・バージョン「Cubasis LE」をリリースした。価格は無料。
「Cubasis LE」は、直感的な操作感で録音、編集、ミキシング作業が行えるiPad用マルチタッチ対応音楽制作アプリ。対応デバイスを接続することで、デモモードからのアンロックが行われる仕組みとなっている |
同アプリでは、25のプリセットサウンドを搭載した付属のバーチャル音源「MicroSonic」とバーチャルキーボードを使ってリアルタイム演奏ができるほか、最大4オーディオトラック/4MIDIトラックでのレコーディングが可能。また、オーディオ編集を行うサンプルエディター、MIDI編集を行うキーエディター、ミキサー、4種類のオーディオエフェクト、オーディオミックスダウン/MIDI書き出しなどを使った作り込みも行える。
さらに、Cubasis Project Importerを利用すれば、WindowsやOS Xで動作する「Cubase」に、Cubasis LEで作成したプロジェクトを読み込むこともできるほか、iTunesライブラリーからオーディオの読み込みも可能となっている。
なお、同アプリの利用には、対応ハードウェアデバイスを接続して、機能制限の解除(アンロック)を行う必要がある。アンロックする前の状態ではCubasis LEはデモモードで起動および動作する。アプリ内課金(3,600円)にて、フル機能版のCubasisの全機能をCubasis LE内で有効化できる。対応ハードウェアリストは、メーカーWebサイトにて確認できる。