アスクは13日、Synology製のNASサーバ「DiskStation DS716+」を発表した。11月18日より発売する。店頭予想価格(税別)は70,000円台前半から。
3.5インチ / 2.5インチHDDを2台内蔵できるNASサーバ。AES-NIハードウェア暗号化エンジンと、リアルタイムで4K Ultra HDのビデオコード変換が行えるハードウェアベースのコード変換エンジンを搭載することが特徴だ。RAID 0 / 1 / JBOD / Basicを設定可能で、ファイルシステムには「Btrfs」を採用。データ / メタデータ / チェックサムを使ったデータ整合性チェック機能を搭載する。
ネットワークインタフェースとしてGigabit Ethernet対応有線LANポート×2基を装備。フェールオーバーやLink Aggregationに対応し高速なデータ転送が可能。公称転送速度はリード最大223.47MB/s、ライト最大137.19MB/s(Link Aggregation有効時)。OSには直観的な操作が可能な「DiskStation Manage」を採用する。ドライブは、オプションの拡張ユニット「DX513」を1台増設することで最大7台まで拡張可能。
ネットワークカメラ用のサーバとしても利用でき、専用アプリケーション「Surveillance Station」を使うことで、リアルタイム監視や記録データのタイムラインビューなどを行える。対応IPカメラ台数は40台までで、対応フレームレートはH.264時で最大2,591×1,944ドット / 250fps、MJPG時で最大2,591×1,944ドット / 72fps。
CPUはIntel Celeron N3150(1.60GHz)、メモリはDDR3 2GB。92mmの冷却ファン×1基を内蔵し、USB 3.0×3基とeSATA×1基を装備。最大ユーザーアカウント数は2,048、最大同時接続数は512。本体サイズはW103.5×D232×H157mm、重量は1.75kg。