アユートは11月17日、Astell&Kernブランド初の一体型サウンドシステム「Astell&Kern AK T1」を発表した。12月1日より受注を開始。価格はオープンで、直販価格は税込444,000円。
Astell&Kern AK T1は、ハイレゾ対応ネットワークプレーヤーとスピーカーを一体化したT字型のオーディオシステム。DACチップはシーラスロジックの「CS4398」をデュアル搭載し、PCM 192kHz/24bitやDSD 5.6MHzをネイティブ再生できる。
スピーカーは19mm径のツイーター(アナログ)、50mm径のミッドレンジ(デジタル)、165mm径のウーファー(デジタル)を2基ずつ搭載した3ウェイ・6ユニット構成を採用。エンクロージャーは容積と表面積を最小限に抑えたほか、エンクロジャーの素材にアルミ合金を使用し剛性を高め、共振を抑えている。
DLNA 1.0に対応。Astell&KernオリジナルのDLNAコントロールアプリ「AK Connect」をサポートしており、ネットワーク内にあるPC、NAS、スマートフォン、Astell&Kernのポータブルプレーヤーなど、DLNA対応機器の音源を再生できる。また、Wi-Fi機能(IEEE 802.11b/g/n)とBlutooth機能も内蔵。Bluetoothのバージョンは3.0で、コーデックはapt-Xに対応する。
対応ファイル形式はWAV / FLAC / WMA / MP3 / OGG / APE / APE / AAC / ALAC / AIFF / DFF / DSF。10band EQ(イコライザー)を使用できる。アンプ出力は90W×2。周波数特性は48Hz~22kHz。インタフェースはAUX入力、光デジタル入力、USB(type A)、microSDカードスロット、有線LAN(1000BASE-T対応)。本体サイズはW700×H998×D404mm、重量は約20kg。カラーはブラックとシルバーの2色。