セブン銀行は16日、セブン銀行口座のインターネットバンキングサービスをより安心して利用してもらうため、「スマートフォン認証」(2経路認証)を導入した。
第三者のなりすましなどによる不正振込みのリスクを極小化
「スマートフォン認証」とは、顧客がパソコンまたはスマートフォンからインターネットバンキングで「対象となるお取引」をする際に、スマートフォンの専用アプリから承認操作をする認証方法のこと。
インターネットバンキング(第1経路)で取引きの登録を行い、スマートフォンの専用アプリ(第2経路)で承認することで、第三者のなりすましなどによって顧客の預金が他の口座へ不正に振込みされるリスクを極小化できるという。
セブン銀行によると、「2経路認証にしたことでセキュリティが強化された。ただ、セキュリティを強化すると、暗証番号の入力が必要になったりなどお客様の手続きが増えてしまう傾向にあるが、スマートフォンの専用アプリによる承認は、ボタンをワンプッシュするだけの操作のため、手間がかからない」としている。
「スマートフォン認証」サービスの概要
対象となる取引:(1)新しい振込先への振込、(2)自動振込の新規設定、(3)自動振込条件の変更(再開)、(4)ネット決済サービス
サービス使用料:無料
専用アプリ:「VIP Access」提供元はシマンテック
セブン銀行口座を持っている顧客で、スマートフォン認証の登録手続きをした人が利用できる。
振込みの流れ
登録方法
セブン銀行は、これからも顧客に便利で安心して利用してもらえるサービスを提供していくとしている。