パートナーエージェントはこのほど、「クリスマスの過ごし方」に関するアンケート調査の結果を公表した。同調査は10月20日、未婚で恋人が「いない」と回答した20~39歳の男女200名を対象に、インターネット調査にて実施した。
「恋人が欲しい」はおひとりさまの2人に1人
前回の調査で、20~30代の未婚男女のうち、恋人が「いる」のは31.0%だとわかった。今回は最初に、恋人が「いる」と答えなかった"おひとりさま"の男女に、恋人が欲しいと思うかと尋ねた。
はっきり「欲しくない」と答えた人は22.0%にとどまり、ほぼ2人に1人は、恋人が「欲しい」と考えているという結果となった。
また、恋人が「欲しい」男女に絞り、クリスマスまでに恋人をつくって、一緒に過ごしたいかと質問したところ、64.4%がクリスマスを「恋人と過ごしたいと思う」と回答。特に女性の回答者は、約7割が「恋人と過ごしたい」と考えていることがわかった。
ここまでの調査結果から、恋人がいない男女全体から見ると、恋人が「欲しい」という意欲があり、クリスマスを恋人と一緒に「過ごしたいと思う」のは29.0%を占めることがわかった。
さらに恋人をつくるための行動を「起こした」のは8.6%、「11月中には起こそうと思う」が13.8%、「クリスマスまでには起こそうと思う」は12.1%という結果に。恋人が「欲しい」とは考えていても、なかなか計画的には行動に移せていない実情がうかがわれた。
「クリスマスまでにどうしても恋人をつくりたいから、妥協してもいい」「恋人候補に求める基準(ハードル)を下げる」という人がいるのかについても調べてみたところ、以下の結果が得られた。
1割ほどは恋人がほしいので「ハードルを下げてもいい」と考えているようだが、本当のところは「ハードルを変えたくない」と考える人が67.2%。クリスマスが間近に迫っているからといって、自分を安売りしない人が大多数のようだった。
"おひとりさま"のクリスマスは、「自宅で1人」か「家族で過ごす」
最後に、恋人が「欲しい」以外の選択肢、もしくはクリスマスを「恋人と過ごしたいと思う」以外の選択肢を選んだ残りの回答者に、クリスマスの過ごし方を聞いた。
その結果、「特に考えていない」(38.7%)、「自宅で1人で過ごす」(28.2%)、「家族で過ごす」(26.1%)がトップ3に。学校に通っている間なら「友達とクリスマス会」といった予定が入ってくるのかもしれないが、クリスマスまで時間があることもあってか、普段とあまり変わらない1日を過ごす予定の人が多いことが判明した。
今回の調査結果から、恋人がいなくても「欲しい」と考えている人は決して少数派ではなく、特に女性は"クリスマスまで"と意識する人が多いことがわかった。一方で、なかなか新たな出会いを求めるための恋活・婚活には自分から踏み切れていない様子。「だからこそ、恋人が欲しい男性は、普段から思いを寄せている女性にアプローチしてみたら良いかもしれない」と調査ではコメントしている。