整体師の大山奏です。体を鍛えたい! こんな体になりたい!! と意欲はあっても、仕事で忙しく現実にトレーニングをすることが難しいという人も少なくないですよね。でも、意外と日常において「スキマ時間」はあるものです。それを見つけて活用すれば、少しずつでも運動をしていくことは可能ですよ。
今回は、電車の中でいすに座っている場合のトレーニング法をご紹介しようと思います。
背筋をしっかりと伸ばしていすに座った状態からスタートします。両太ももでかばんを挟んで落とさないようにします。
背筋を伸ばして太ももと上半身の体幹を鍛える
もちろん公共の場なので、他の人の邪魔になるようなことがないように気をつけてくださいね。挟む時間を決めて、その間は力を入れ続けましょう。
力を入れすぎると無意識に呼吸が止まってしまうことがあるので、呼吸は自然にしながら行うことに注意してください。普段背筋を伸ばした姿勢をとることが少ない人は、上半身の体幹も鍛えられますよ。
上半身が前後しているのはNG
やり方はものすごく簡単です。ポイントとして押さえておきたいのが、しっかりと太ももに負荷がかかる場所にかばんを挟むことです。かばんが難しければ、本やタオルなどでもOKです。
太ももだけに力を入れるのではなく、腹筋や背筋も意識してしっかりとキレイな姿勢を保ちましょう。上半身が前に倒れたり、後ろのソファに寄りかかったりするのはNGです。
自分なりの時間やルールを決めてトライ
どれくらい行うのが効果的かというのは、人によってかなり差があると思います。かばんの重さにもよりますし、かばんを挟む場所によっても力のかけ方が変わってきます。
ただ、「何となく挟めるだけ挟む」というのではトレーニングの進歩が見えづらいので、1駅分挟んだら一度休憩をするなど、自分なりに時間やルールなどを決めるといいでしょう。そして、楽にできるようになったらどんどん時間を長くしていきましょう。
日ごろ運動に使える時間が全くないという人は、こういうトレーニングでもどんどん運動強度を増していくことが重要になってきます。少ない時間でしかできないので、自分に厳しくしていけるといいですね!
筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。