タイムズ24はこのほど、「カーシェアリングに関するアンケート」の結果を発表した。それによると、カーシェアを利用した若者は車への興味が上昇したことがわかった。
カーシェア認知度、未利用者で9割
カーシェアを利用していない人にどの程度知っているか尋ねると、「名前を知っている程度」が53%、「サービス内容も含めて知っている」が35%で、認知度は約9割に達した。カーシェアを利用しない理由は、「車を予約するのが面倒そうだから」の24%が最も多く、次いで「家や職場の近くにカーシェアリングを設置している場所がないから」の23%となった。
利用者にカーシェアで満足している点を聞いたところ、「車の予約はインターネット(PC、スマホなど)から簡単にできる」が60%で最多。以下、「駐車場代、ガソリン代など維持費がいらず料金が安い」が53%、「短時間から利用できるので、ちょっとした用事にも使える」が45%と続いた。
カーシェアを利用し始めて、車への興味はどう変わったかとの問いに対しては、利用者全体の33%が「以前より興味を持つようになった」と回答。18歳~24歳に限定すると、全体の倍以上の74%に上昇した。
車の購入意向を質問すると、「カーシェアリングを始めてから、自分のクルマが欲しいと思った」と答えた割合は、利用者全体では19%、18歳~24歳では36%に増加した。
調査期間は2015年8月31日~9月2日、調査対象はカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」会員およびカーシェアリング未利用者、有効回答数は18~60歳の個人1万1,400人。