リージャス・グループは10月30日、「ビジネススタイルに関する調査」の結果を発表した。対象は、100カ国以上のビジネスマン4万4,000名。

柔軟な働き方の浸透理由、「ワークライフバランスの改善」がトップに

「柔軟な働き方が浸透してきている理由」を聞いたところ、「ワークライフバランスを改善したいという人が増えてきているため」が平均61%で1位となった。同項目の国別の割合をみると、71.1%で豪州が最多だった。一方、最も低かったのは、中国で53.1%だった。

次いで、2位は「市場変化に対応した組織を作る必要性が高まっている」という理由で平均44%となった。

柔軟な働き方が広まってきている主な理由(上位2項目)

「週に2日以上オフィス以外の場所で仕事をしているかどうか」を聞くと、7カ国のうち4カ国の回答者の半数以上が「はい」と回答した。日本の割合は、50.3%だった。

「週に2日以上オフィス以外の場所で仕事をしている」と回答した人の割合

「取引先に近い場所で仕事をできるとしたらどのような効果が得られると思うか」を質問したところ、日本では「顧客へのより迅速かつ効果的な対応」(82%)が最多項目となった。

「取引先に近い場所で仕事をできるとしたらどのような効果が得られると思うか」