経済産業省はこのほど、第6回「キャリア教育アワード」および第5回「キャリア教育推進連携表彰」受賞者を決定したことを発表した。
第5回キャリア教育推進連携表彰の受賞者も決定
「キャリア教育アワード」は、企業や経済団体による教育支援の取組を奨励・普及するため、平成22年度に創設した表彰制度。平成23年度からは、最も優秀と認めた取組には経済産業大臣賞を授与している。今年度の応募数は39件で、審査委員会が厳正な審査を行い、経済産業大臣賞3件(うち1件大賞)、優秀賞4件、奨励賞5件を決定した。
経済産業大臣賞を受賞したのは、「積水化学工業」(大企業の部)、「ダイソン」(中小企業の部)、「オーシャン・トゥエンティワン」(コーディネーターの部)。その中から「積水化学工業」が大賞を受賞した。
また、第5回キャリア教育推進連携表彰の受賞者も決定。同表彰は、学校を中心としたキャリア教育の推進に向け、教育関係者(学校や教育委員会等)と、行政(首長部局等)や地域・社会(NPO法人やPTA団体等)、産業界(経済団体や企業等)が連携・協働して行う取組を奨励・普及するため、平成23年度に文部科学省と共同で創設した表彰制度。
今年度は23件の応募があり、審査の結果、「京都こどもモノづくり事業推進委員会」が最優秀賞に選ばれた。優秀賞には「釈迦内サンフラワープロジェクト実行委員会」、奨励賞には「キャリア教育推進協議会21」「東大阪ええとこスクラム協議会」「那覇商工会議所青年部」を選出している。
また、12月17日には、「平成27年度キャリア教育推進連携シンポジウム」を開催。その場で受賞者の表彰式も行うという。