「モレ対策は万全! しっかりガードで安心ぐっすり派」が大半を占めた

ユニ・チャームはこのほど、「生理期間の悩みをどう乗り越えているか」について、2つのアンケート調査の結果を発表した。調査は2つのテーマについて、9月、10月のそれぞれ1カ月間にインターネット上で行われ、あわせて7,712名の女性から回答を得た。

9月に行われた調査のテーマは「睡眠」で、4,045名から回答を得た。「憂鬱(ゆううつ)な生理2日目にぐっすり眠るために、あなたはどっち派? 」という質問では、2択の回答のうち、「モレ対策は万全! しっかりガードで安心ぐっすり派」が90%と大半を占めた一方、もう1つの回答である「お風呂でゆったり、音楽でまったり♪くつろぎおやすみ派」は10%にとどまった。

回答者にぐっすり眠るための方法をあげてもらったところ、「寝相が悪いので、下着の上にボクサーパンツをはいて2枚ばきでズレないようにしてます! 」などの意見があった。また、「寝る前、イライラしていたのでラベンダーの精油を1滴コットンの裏につけてマスクに挟みました」という声も寄せられた。

「食生活やスキンケアなどでお肌をいたわる」と答えた人は11%にとどまった

10月の調査は「肌トラブル」をテーマに実施され、3,667名から回答を得た。生理前・生理中の肌トラブルにどう対処しているか調査した結果、「多少の肌荒れは今だけなので、自然に乗り切る」という人が89%を占めた。「食生活やスキンケアなどでお肌をいたわる」と答えた人は11%だった。

対処の仕方として「食事を朝はしっかり! 昼はやや軽め夜は野菜にして、長めのお風呂で、よく眠る。刺激物はとらない」という方法をあげた人がいた一方、「ストレスをかけないように食生活は気の向くままに! あれこれ考えないようにしている」と答えた人もいた。

東京都済生会中央病院の婦人科医師 西山紘子氏は睡眠がテーマのアンケート調査結果について、「生理用ショーツを使うこともモレ対策には大切です。また、寝る前にリラックスすることはとてもいいです」とコメント。肌トラブルに関しては「生理後にお肌にハリツヤを与える働きがあるエストロゲンが多く分泌されると言われているので、生理が終われば美肌のチャンスと考えてみるのもいいかもしれません」とアドバイスした。