米NVIDIAは10日(現地時間)、データセンター向けGPU「Tesla M40」と「Tesla M4」を発表した。
いずれもMaxwellアーキテクチャをベースとした製品で、音声認識や顔認識を可能とする深層学習を主な利用用途として想定する。Tesla M40は、ディープ・ニューラル・ネットワークのトレーニング用として開発されたアクセラレータで、もう一方のTesla M4は機械学習の推論や、映像のストリーミング、動画の処理などに適した小型・低消費電力のアクセラレータとなる。
Tesla M40の主な仕様は、CUDAコア数が3,072基、メモリがGDDR5 12GBで、TDPは250W。単精度浮動小数点演算性能は7TFLOPS。Tesla M4の主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、メモリがGDDR5 4GBで、TDPは50~75W。単精度浮動小数点演算性能は2.2TFLOPS。