ダスキンはこのほど、「2015年末の大掃除の予定」のインターネット調査を実施し、その結果を公表した。

「2015年末の大掃除予定」(n=2,080)

まず、2015年末の大掃除の予定を聞いたところ、77.4%が「大掃除を実施する予定」と回答し、2014年末の大掃除実施率58%を約20ポイント上回る結果となった。この差は例年の傾向で、同社は「"昨年大掃除できなかったため、今年こそは実施したい"という考えや、大掃除前の意欲は高いものの、実際に年末が近づくと仕事などによって大掃除の時間を取ることが難しいなどの理由がある」と推測している。

次に、大掃除予定日を聞いたところ、「12月27日(日)」が最も多く挙げられたが、「26日(土)」から「30日(水)」にかけての実施予定が高い結果となった。例年、大掃除実施日は仕事納め後の土曜と日曜に集中するが、今年は土・日を挟んだ「25日(金)」あるいは「28日(月)」以降に仕事納めを迎える人が多いためか、「実施予定日は分散する傾向にあるようだ」と分析している。

「大掃除をする予定の場所」「できれば掃除したくない場所」(いずれも n=1,610)

2015年末の大掃除で掃除する場所のうち、できれば大掃除したくない場所や掃除の気が進まない場所を聞いたところ、「レンジフード・換気扇」が43.7%で最多となった。その理由は、「汚れているから」「掃除に時間がかかるから」「部品の分解や、分解後に元に戻すのが難しいから」などが上位に挙げられている。この結果に対して「掃除をせずに放置すればするほど、頑固な油汚れは落としにくくなる。面倒がらず、ぜひ早めにレンジフード掃除に取り組んでいただきたい」とコメントしている。

最後に、自分自身の大掃除を表す漢字一文字を聞いたところ、「清」(320票)が最多となり、「キレイにすると気持ちが清々(すがすが)しい」「清潔になる」などの理由が挙げられた。また、「掃除が苦手」「体力的に苦痛」「大掃除をするとくたくたに疲れる」などの理由から「苦」(148票)や「疲」(111票)などのネガティブなイメージの漢字も上位に入っている。同社は「ぜひ今年の大掃除は、清々しい家と心持ちで新年を迎えることができるように、事前に道具や洗剤などの準備や掃除する場所の計画を立てた上で取り組むことをお勧めする」とアドバイスしている。

同調査は10月5日~6日、全国の20歳以上の男女2,080人を対象にインターネットリサーチによって実施された。