ベンキュージャパンは12日、AMVA+パネルの27型ワイド液晶ディスプレイ「EW2750ZL」を発表した。11月20日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は35,800円前後。
AMVA+パネルを採用したする27型ワイド液晶ディスプレイ。映画などを美しく表示する技術や機能を搭載するシネマ向けモデルとなっている。従来モデルに採用されたVAパネルで見られるカラーウォッシュアウトが改善されており、広い視野角に一貫したカラーシフトを達成。コントラスト比も高く、深みのある黒の再現性は映像にメリハリを与えるとしている。
シネマモードでは、映像のディテールを微調整することで描写を鮮やかに。暗いシーンで明るいエリアの露出を上げすぎず、映画の鑑賞に適した画質に調整する。コントラスト強化・カラーマネジメント・シャープネス強化という3つの画像補正エンジンからなる「Senseye3」では、シネマ / ゲーム / 写真 / sRGB / エコ / mbook / ユーザーという6種類のモードを利用可能。低解像度コンテンツの解像度を向上させる「Super Resolution機能」も搭載する。
ベゼル幅は約2mmと狭く、2台を並べて設置してもすき間がそれほど目立たない。バックライトにはフリッカーフリー技術を採用し、ブルーライト軽減モードとあわせて長時間使用時の眼精疲労などを和らげてくれる。エコモードでは約30%の消費電力を削減できる。
主な仕様は、液晶パネルが27型ワイドのAMVA+方式、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下左右とも178度、コントラスト比が3,000:1(DCR時20,000,000:1)、応答速度が12ms(GTG:4ms)。
映像入力インタフェースはHDMI×2(1基はMHL対応)、D-sub×1。スタンドの調整機能はチルト角度が-5~20度。2W+2Wのステレオスピーカーを搭載し、本体サイズはW613.8×D194.9×H458.5mm、重量は約4.3kg。