ゆで卵調理のポイントは時間。火を使うこともあり、時間を "気にしなければいけない" ところが実に面倒です。ここでは、時間を気にしないで、プリプリで殻が白身にくっつかず、ツルリとむける固ゆで卵の作り方を紹介します。

保温調理器のメリットは、調理時間を気にしなくても大丈夫というところ。友人から教えてもらって保温調理器を使いはじめ、これまでに3度ゆで卵を作りましたが、いずれもプリプリのゆで卵が上手にできあがりました。

ゆで卵は、殻をむく時にうまくいかなくて、白身が月面のクレーターみたいになったり、殻が割れて中身が噴出したままゆであがったりするなど、筆者は毎度のように悪戦苦闘していたのですが、この方法ならそんな悩みが解消されます。

大成功。変形なし、クレーターなし、プリプリしてます

材料

・たまご

・水

・真空保温器

作り方

保温器の付属鍋に水を入れ、卵を静かに入れて加熱します。水は「ひたひた」よりもちょい少なめに。

そのまま沸騰させます。

沸騰したら、鍋のふたをすべて閉じて保温器に入れます。

沸騰後すぐに保温器に入れ、いつもなら頃合いを見計らって取り出すのですが、ここでは保温調理していることを忘れてしまい、1時間以上も放置してしまいました。

しかし!

時間オーバーにもかかわらず、4回目も大成功! ツルンと殻がむけるゆで卵になりました。地割れもなし!

切ってみると、こんな感じです。

保温調理器は「熱」を閉じ込めて調理を行う調理器具で、機能的には魔法瓶と似ています。他にもゆで卵の作り方をいろいろ調べてみると、カップ麺の空き容器で作る方法や、炊飯器を使う方法などがあるようですが、広口魔法瓶なんかも使えそうな気がします。

執筆 :佐藤陽子(ベル・エキップ)
好奇心旺盛!犬好き!くたびれた主婦です。

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