モデルで女優の新川優愛(21)が11日、東京・スカイツリータウンで行われたクリスマス点灯式イベントに出席した。平日18時スタートのイベントだったことから、観覧スペースには学校帰りの学生たちの姿が目立ち、男女からの声援に新川はしきりに手を振って応えた。

モデルで女優の新川優愛

新川といえば、今年の芸能界でブレイクした人物の一人。2011年から務めていたファッション誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルを今年5月に卒業し、6月からは『non-no』(集英社)の専属に移行。女優としては、『銭の戦争』(フジテレビ系)、『リスクの神様』(フジテレビ系)、『恋仲』(フジテレビ系)、『青春探偵ハルヤ』(日本テレビ系)と立て続けにドラマのレギュラーキャストに起用され、10月からはTBS系情報番組『王様のブランチ』の5代目MCを務めるなど、マルチな活躍ぶりで注目を集めている。

クリスマスの12月25日まで、限定グッズの販売やさまざまなイベントが行われる「東京スカイツリータウン ドリームクリスマス2015」。その初日を迎えた記念のゲストとして、新川は招かれた。観覧エリアからは「ゆあちゃーん!」「かわいい!」「細い……」といった男女入り交じった歓声。新川は夢中で手を振るあまり司会者の呼びかけに気づかず、「ごめんなさい! 手を振るのに必死で」と照れくさそうに謝った。スタート前には、告知情報を見て「この子、知ってる」「最近よく出てる」と足を止める人も。新川の注目度の高さがうかがえた。

周囲を見渡して、「思っていた以上の方が集まっていて緊張しています」と笑顔を見せた新川。スカイツリーに来るのはこの日が初めてで、イベント前には祖母を招待して一緒に昇ったという。「今度はお父さん、お母さんも連れて家族で来たいなと思います」と語り、イベント後の囲み取材でも、「もう帰っちゃったんですけど、おばあちゃんがイベントも見てくれました。最近はなかなか実家にも帰れないのでお父さん、お母さんを連れてきたいです」と孝行娘な言葉を残した。

イベント中には「冬の思い出」を振り返る場面があり、「実家にいるときは家族みんなで、すっごく小さい"おこた"に入ってみんなでみかんを食べて。足がぶつかり合って『誰の足?』みたいなケンカをしたのが懐かしいです」。さまざまな仕事で求められている現状を喜びながらも、「新しい仕事をさせていただくことも多いですが、勉強もしないといけないと思っています」と気を引き締めることも忘れなかった。

イベント司会者からの「最近あった幸せは?」の問いには迷わず「今日です」と答え、点灯式が無事に成功したことに触れながら、「うるっときちゃうぐらいすてきなものを見せていただいて。今日はすごく幸せです」と笑顔。最後に告知の機会が設けられ、『王様のブランチ』MCや出演情報に触れた後に「来年もカレンダー出します!」と発表すると、観覧していた数名の女学生から「おー! 買います!」と喜ぶ声。新川はその学生たちに体を向けて「ありがとうございます!」と思いを伝えると、学生たちからはさらに大きな歓声が上がっていた。