財務省は10日、2015年10月の対外および対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)を発表した。それによると、海外投資家による日本株への投資は5カ月ぶりの買い越しで、買い越し額は1兆775億円となった。

海外投資は11カ月連続の買い越し

中長期債は2カ月ぶりの買い越しで、買い越し額は2兆5,815億円。短期債は2カ月連続の買い越しで、買い越し額は4兆2,038億円だった。

対内証券投資【非居住者による取得・処分】(出典:財務省Webサイト)

国内投資家による海外投資についてみると、株式投資は11カ月連続の買い越しで、買い越し額は9,932億円。中長期債は4カ月連続の買い越しで、買い越し額は2兆3,675億円。短期債は2カ月連続の売り越しで、売り越し額は1,730億円だった。