11月に入り気温も下がり、街も年末ムードが漂ってきました。12月になると、年末年始に向けて慌ただしくなります。そこで、本格的な年末に向けて今からやっておきたい大掃除でお得を見つけたいと思います。
大掃除は宝探し!?
大掃除する前の準備段階として、机の引き出しといった収納部分から始めてみてはいかがでしょうか。
しまい込んで使い忘れていた金券などが出てきて、ちょっとしたおこづかいになるかも知れません。また、お財布も一度整理しておきましょう。ポイントカードの期限もチェックして期限が迫っているなら、次回の買い物で使い切るようにしましょう。
忘れがちなのが、クレジットカードのポイントや、航空マイレージです。最近は、Web明細が増えて明細やポイント残高をチェックしていない人も多いのではないでしょうか。こちらも期限を迎えるまでに早めに手続きをしておきたいですね。
不要品を売るなら「早め」がお得
大掃除で不要になったものをただ捨ててしまうのは、もったいないと誰しも考えるものです。
年末の大掃除では同じように考える人も多く、リサイクルショップは大忙し。そのため、買い取りに時間がかかったり、買い取り価格も低めに設定されてしまうことも。
リサイクルショップは、シーズンの入った頃が比較的良い価格で買い取ってくれるので、冬物は秋頃に売ると査定ではプラスのポイントとなります。早めの大掃除で不要品を分別できれば、年末に持ち込むよりもっといい価格で買い取ってもらえるかもしれません。
ただし、終わったシーズンのものを持ち込んでも買い取ってもらえない、若しくはとても低い金額で査定されることもあるのでご注意を。
「フリマアプリ」も活用してみよう
それほどたくさん処分したいものがなければ、フリマアプリでの売買も検討してみてはいかがでしょうか。
フリマアプリでは、スマートフォンで撮影して、所定事項を記入するだけで出品ができます。また、出品の手軽さだけではなく、お金のやりとりの間に業者が入ることもメリットです。
一般的なフリマアプリは、売買が成立したら、買い手は代金を業者に振り込み、売り手は商品を送り、買い手に商品が届いて到着通知をすることで、業者から売り手のアカウントに代金若しくは相当のポイントが振り込まれます。
フリマアプリはいくつかありますが、それぞれに特徴があるので試しながら自分に合ったところを探してみてはいかがでしょうか。またアプリを利用する際は、ユーザー評価や運営会社もチェックしておきましょう。
年末に向けて早めの行動がお得につながりますよ。
執筆者プロフィール : 丸山晴美(まるやま はるみ)
外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。