JR西日本はこのほど、寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(2017年春運行開始予定)の運行ルートの一部に呉線を加えると発表した。車窓に広がる瀬戸内海の多島美や日本の原風景などの美しい景観を楽しめる。

車窓いっぱいに瀬戸内海の風景が広がる三原~忠海間の眺め

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」外観イメージ

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は、京都・大阪~下関間の片道を運行する1泊2日タイプ4コースと、京都・大阪から下関を回って京都に帰着する2泊3日の周遊タイプ1コースの計5コースで運行。今回、1泊2日タイプのうち下関駅を発駅とする「山陽コース(上り)」の2日目朝に呉線を走行することが決まった。

呉線三原~忠海間は海の近くを走り、車窓に広がる瀬戸内海の多島美を楽しめる。風早~安浦間では、名産のカキを養殖するカキいかだをはじめ、日本の原風景を思わせる景色が見られるとのこと。走行区間は三原~広間で、広駅で折り返しての運転となる。