ソニー銀行は5日、「海外旅行者の外貨についての意識調査」の結果を発表した。調査期間は9月19日~21日、対象は20代~60代の海外旅行経験者1,000名。
余った外貨の対処法
「海外旅行で外貨が余ってしまったことはあるか」という問いに対し、「ある」と回答した人は86.5%。うまく使い切れた人は13.5%にとどまった。
「余った外貨をどうしたか」という問いには、「そのまま持ち帰って保管している」が全体の63.1%を占め、日本円に換算すると平均1万8,352円となった。2番目は「日本円に戻した」(15.3%/1万7,705円)、ほぼ同程度の割合で「空港で買い物をした」(15.1%/7,539円)だった。
少数派としては、「全額チップとして支払った」(2.21%/3,809円)、「全額寄付した」(1.6%/3,007円)、「人にあげた」(1.0%/8,275円)、「捨てた」(0.8%/2,475円)となった。
外貨両替のストレス
「外貨両替について、ストレスを感じたことはあるか」と聞いたところ、「ある」が54.8%、「ない」が45.2%だった。
「ストレスを感じた原因」は「手数料の高さ」が77.6%で最多、続いて「どこで両替するのが有利かわからない」(47.3%)、「両替手数料が分かりづらい」(40.9%)と、上位3位までが両替手数料に関する内容となった。
予算超過の割合
「直近の海外旅行において、現地で使った金額は予算をオーバーしたか」を聞いたところ、「予算を超えた」は34.8%と3人に1人が予算超過していることが分かった。
「当初予算から超過した金額」を聞くと、最も多いのは「1~3万円未満」で34.2%、以下「1万円未満」が25.6%、「3~5万円」が19.0%、「5~10万円」が11.8%と続く。「200万円以上」と回答した人は0.3%だった。