トヨタ自動車はこのほど、ハイブリッドカー「アクア」を一部改良するとともに、特別仕様車「X-URBAN "Solid"」を設定して発売した。
今回の一部改良では、衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームをセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を標準装備(「S」「L」はオプション設定)。レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせ、異なる2つのセンサーで高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能とした。
信号待ちなどで先行車が発進したことに気づかず停止し続けた場合、ブザーとディスプレイ表示でドライバーに知らせる先行車発進告知機能も標準装備(「S」「L」はオプション設定)。その他、買い物フックを運転席・リヤ席のシートバックに追加(除く「L」)し、利便性を向上させている。外板色には、シャイニーデコレーション専用色として、新色「パープルメタリック」を設定した。
特別仕様車「X-URBAN "Solid"」は、「X-URBAN」をベースに、ブラックのフロントグリル、バンパースポイラー(フロント・リヤ)、ルーフモールなどに加え、スキッドプレート(フロント・リヤ)を特別装備し、クロスオーバーとしてのイメージをより強調したモデル。スマートエントリー&スタートシステム、盗難防止システム(イモビライザーシステム)、コンライトをセットにしたスマートエントリーパッケージを特別装備し、魅力的な仕様としている。
「アクア」の価格は176万1,382~210万109円、特別仕様車「X-URBAN "Solid"」の価格は215万5,091円(ともに税込)。なお、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)およびスポーツコンバージョン車シリーズ"G's"についても、ベース車と同様の改良を施している。