米GoogleのProject Zeroチームは11月2日(現地時間)、Samsung Electronicsのスマートフォン「Galaxy S6 Edge」に11件の重大な脆弱性が見つかったことを発表した。
今回発見されたのは、Eメールクライアント、画像処理、ドライバーソフトなどに関するセキュリティ上の問題。Samsung Electronicsは指摘された11件の脆弱性についてすでに把握しており、2015年10月のメンテナンスで重要度の高い8件を修正した。残りの3件は、11月中に実施されるメンテナンスで改善される予定だ。
Project Zeroは、Android端末のセキュリティ向上を目的に、2014年に設置されたセキュリティチーム。Project Zeroは、報告した脆弱性を90日間以内に修正するようベンダーに求めており、経過した場合は脆弱性の詳細を一般公開している。