厚生労働省は4日、「生活保護の被保護者調査(平成27年8月分概数)」の結果を公表した。
生活保護世帯は181世帯減少
同省によると、8月の「被保護実人員」は216万3,356人で、前月より1,922人減少した。人口100人あたりの生活保護率は1.70%、前年度同時期と比べると204人増加した。
「被保護世帯」は162万8,724世帯となり、前月より181世帯減少。対前年同月と比べると、1万8,894世帯増加した。
生活保護世帯を世帯類型別にみると、最も受給率が高いのは「高齢者世帯」で全体の49.3%を占めた。次に多いのは「傷病者・障害者世帯」が27.4%、次いで「母子世帯」が6.5%だった。