パナソニックは、SSDポータブルナビゲーション「ゴリラ(Gorilla)」の新モデル「CN-GL705D」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は30,000円前後(税込)。

「CN-GL705D」

CN-GL705Dは、ゴリラの誕生20周年を記念したモデル。2,000台の限定モデルで、在庫がなくなり次第、販売を終了する。

ベースモデルは「CN-GP750D」。CN-GP750Dは12V車と24V車のどちらでも利用できるが、CN-GL705Dは12V車専用となっており、その分低価格化されている。本体部分は共通だ。

液晶パネルは7V型のWVGA(800×480ドット)。16GBのSSDを使用しており、HDDナビ並みの地図情報や検索情報が収録されている。GPSとみちびき、グロナスという3種類の衛星からの信号を利用でき、Gジャイロも搭載。高い精度で自車位置を測定する。オプションのOBD2アダプターを接続すれば、車速情報にも対応可能。

道路の情報は、高速・有料道路が2014年12月、国道・都道府県道が2014年10月のものとなっている。2年ごとの夏ごろに有償アップデートを予定。

AV機能としては、ワンセグチューナーを内蔵するほか、音楽や動画の再生、静止画の表示も可能だ。サポートするのは、音楽がMP3形式とWMA形式、動画がMP4形式、静止画がJPEG形式。パナソニックのWebサイトで配布されているGアプリにも対応し、ゴリラ本体にさまざまな機能、ゲームを追加できる。

電源は専用のシガーライターコードと、内蔵のリチウムイオンバッテリー。内蔵バッテリーでの動作時間は約1時間30分だ。本体サイズはW176×D19.5×H113.8mmで、質量は約355g。