エン・ジャパンは10月30日、「ビジネス会話で感じた不快感」に関する調査結果を発表した。対象は同社サイト利用者8,376名。期間は9月1日~30日。
ビジネス上の会話で不快感、43%が経験「ある」
「ビジネス上の会話で不快感を感じた経験」を聞くと、43%が「ある」と回答した。
「ある」と回答した人に「不快感を感じた相手」を聞いたところ、第1位は「後輩」(32%)だった。次いで、第2位は「上司」(27%)、第3位「顧客」(20%)と続いた。
上位2位の理由をみると、第1位の「後輩」においては、「正しい敬語が使えないこと」「ふとした瞬間にタメ語」。第2位の「上司」には、「何でも否定的。『お前は~だよな』とバカにする口調で話してくる」「突然あまりにも威圧的な命令口調で指示される」などのコメントが寄せられた。
ビジネス会話で感じた不快な思いをしたことが「ある」人に対し「不快感を相手に伝えたか」を質問すると、23%が「伝えた」、77%が「伝えなかった」と回答した。
相手別に内訳をみると、「伝えた」割合の最多は「後輩」で41%だった。一方、最も低かったのは「顧客」で9%という結果となった。