ユキムは11月2日、独ELAC社のスピーカーで新しいシリーズとなる「Debut Line」を発表した。ラインナップは、ブックシェルフタイプの「Debut B5」と「Debut B6」、フロアスタンディングタイプの「Debut F5」、センタースピーカーの「Debut C5」、Dolby Atmos用のイネーブルドスピーカー「Debut A4」、サブウーファーの「Debut S10」「Debut S1-EQ」の7製品。

「Debut B5」

「Debut B6」

「Debut F5」

発売は11月21日(Debut A4のみ12月予定)で、希望小売価格(税別)は、Debut B5が55,000円、Debut B6が70,000円、Debut F5が125,000円、Debut C5が40,000円、Debu A4が50,000円、Debut S10が55,000円、Debut S10EQが100,000円。

Debut Lineは、エンジニアのアンドリュー・ジョーンズ氏が手がけたスピーカー。ジョーンズ氏は、KEFやTADなどのスピーカーブランドで40年にわたり設計を行ってきたスピーカーエンジニアで、2015年にELACに移籍。今回のDebut Lineが、移籍後に初めて設計したスピーカーとなる。

ウーファーにはウォーヴン・アラミド・ファイバー振動板を採用。これはELACのスピーカー0としては初。また、1インチのクロスドーム・ツイーターには、新しくデザインした楕円形のウェーブガイドを装備することで、周波数特性を伸ばすとともに、回析による悪影響も抑えている。

製品名 Debut B5 Debut B6 Debut F5
形式 2Wayバスレフ 2.5Wayバスレフ
周波数特性 46Hz~20kHz 44Hz~20kHz 42Hz~20kHz
インピーダンス
効率 85dB 87dB 87dB
クロスオーバー周波数 3kHz 250Hz/3kHz
最大入力 120W 140W
ツイーター 1インチ
ウーファー 5.25インチ 6.5インチ 5.25インチ×3
サイズ W200×D222×H324mm W216×D254×H356mm W200×D222×H965mm
製品名 Debut C5 Debut A4
形式 2Wayバスレフ 密閉型
周波数特性 48Hz~20kHz 180Hz~20kHz
インピーダンス
効率 87dB 85dB
クロスオーバー周波数 3kHz 5kHz
最大入力 120W 80W
ツイーター 1インチ 0.5インチ
ウーファー 5.25インチ×2 4インチ
サイズ W476×D222×H200mm W200×D222×H123mm
製品名 Debut S10 Debut S10EQ
形式 バスレフ
最大出力 200W(Peak)/100W(RMS) 400W(Peak)/200W(RMS)
周波数特性 35Hz~150Hz 28Hz~150Hz
クロスオーバー周波数 50Hz~150Hz
ドライバー 10インチ
サイズ W343×D343×H343mm