首都圏に路線を持つ東武鉄道、西武鉄道、東京メトロ、東京急行電鉄、横浜高速鉄道の鉄道事業者5社は、11月1日から列車内での忘れ物防止を呼びかける啓発活動を共同で実施する。
相互直通運転を実施するこれら5社では、近年忘れ物の問い合わせが増加する傾向にあるという。このため、1年を通じて問い合わせが多い携帯電話・スマートフォンに加え、手袋やマフラーなどの忘れ物が増える冬場に向けて事前啓発を行うことになった。
11月1日以降、各社の車内放送で忘れ物注意の放送を実施するほか、各社のキャラクターらが「降りる前に振り返ろう!」と呼びかけるポスターを列車内や駅などに掲出し、利用者の注意を喚起する。対象路線は東武鉄道全線、西武鉄道全線、東京メトロ日比谷線・有楽町線・半蔵門線・副都心線(ポスター掲出は全線で実施)、東急東横線・田園都市線、横浜高速鉄道みなとみらい線とされている。