ジャガー・ランドローバー・ジャパンはこのほど、ジャガー初のパフォーマンスSUV「F-PACE」の正式発表を記念し、世界限定2,000台が生産される最上級グレードの特別仕様車「F-PACE ファースト・エディション」のうち50台を日本市場に導入すると発表した。
「F-PACE」は2013年のフランクフルトモーターショーで発表したコンセプトカー「C-X17」を具現化し、今年のフランクフルトモーターショーで市販車として世界初公開したジャガーブランド初のSUVモデル。ボディの80%にアルミニウムを使用した軽量モノコック車体構造やダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、インテグラルリンク式リアサスペンション、電動パワーステアリング(EPAS)、トルク・ベクタリング・バイ・ブレーキング(TVbB)などにより、スポーティかつ快適な乗り心地、天候に左右されない安定した走りを提供する。
今回、日本導入が決定した「F-PACE ファースト・エディション」では、コンセプトカー「C-X17」をより忠実に再現。ラインアップトップグレードの「S」をベースに、専用のデザインや装備を多数採用している。エクステリアカラーは、「C-X17」発表時に使用した「シージアム・ブルー」「ハルシオン・ゴールド」のほか、人気色の「ロジウム・シルバー」「アルティメイト・ブラック」の計4色をそろえた。
専用デザインの22インチアルミホイール、レッドブレーキキャリパー、Sボディキット、"J"ブレードシグネチャーLEDライト付フルLEDヘッドライトなども装備。インテリアにはハウンドトゥース(千鳥格子)をあしらったウィンザーレザー・スポーツシートやサテンクロームパドル付ステアリングホイール、コンフィギュアブル・インテリアムード・ライティングを使用している。
「F-PACE ファースト・エディション」の価格は1,032万円(税込)で、日本では50台の限定販売。11月2日から全国のジャガー正規ディーラーにて先行受注を開始する。