オウチーノが運営する医師・病院検索サイト「ドクター・オウチーノ」は、首都圏在住の20~39歳のビジネスパーソン654名を対象に、「『ストレス』に関するアンケート調査」を行った。調査期間は10月9日~13日。
ストレスを感じる理由は「仕事」に関するものが多い
日頃、ストレスを感じることはあるか尋ねたところ、「とても感じる」(37.5%)、「時々感じる」(42.5%)を合わせ、80.0%がストレスを感じていると回答した。男女別に見ると、「ストレスを感じている」と回答した男性は74.8%だったのに対し女性は85.1%で、女性の方がストレスを感じやすいこともわかった。
ストレスを感じている理由を聞くと、「仕事で非効率なプロセスを強要される」「パワハラを受けている」など、「仕事」に関するものが多かった。他には「マンションの隣人とトラブルがある」「友人・知人の図々しい態度を見たとき」など「人間関係に疲れるから」という理由も多い。
ストレスの主な原因について尋ねると、最も多かったのが「職場環境」(20.4%)で、以下「上司」(20.1%)、「収入」(19.1%)、「労働時間」(17.7%)、「ノルマ、業務量」(16.0%)と、仕事関係が続いた。
「職場環境」と回答した理由では「理不尽なことが多いから」という声が最も多かった。「上司」と回答した理由では、「パワハラだから」が最も多く、「収入」と答えた理由は「少なすぎるから」がほとんどを占めた。
ストレスが原因で、問題が生じたり、医者に診てもらったことはあるか聞くと、身体的には「問題が生じ、医者に診てもらった」は20.1%、「問題が生じたが、医者に診てもらったことはない」は19.4%。精神的には「問題が生じ、医者に診てもらった」は16.2%、「問題が生じたが、医者に診てもらったことはない」は24.5%だった。
医者に診てもらった、診てもらっていないに関わらず、「身体的問題が生じた」は39.5%、「精神的問題が生じた」人は40.7%。総合的に見ると、47.2%がストレスが原因で身体か精神に支障をきたしていることがわかった。
ストレスを溜めないために、行っている対策について聞くと、「たくさん睡眠をとる」が最も多く21.4%、「おいしいものを食べる」が19.0%、「趣味に没頭する」が18.3%、「ひとりの時間を作る」が15.7%、「恋人・友人に会う・話す」が15.4%と続いた。
「特になし」は男性が27.0%、女性が15.5%と、女性の方がよりストレス対策に関して積極的なことも明らかになった。