映画『GO! プリンセスプリキュア GO! GO! 豪華3本立て!!!』(10月31日公開)の完成披露舞台あいさつが25日、都内で開催され、天ノ川きらら役の山村響ら声優キャストが登壇した。
本作はタイトル通り、『プリキュア』史上初の3本立てで上映。『パンプキン王国のたからもの』『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』『キュアフローラといたずらかがみ』の3作品が展開される。当日のイベントには山村をはじめ、春野はるか役の嶋村侑、紅城トワ役の沢城みゆき、海藤みなみ役の浅野真澄、さらに『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』でゲスト声優を務め、劇中歌も担当した上垣ひなたが登壇した。
今回の完成披露にはプリンセス姿にドレスアップした子供たちが招かれたこともあり、キャスト陣もゴージャスなドレス姿で登場。声優陣が役柄の声を披露すると、一緒に登壇したキュアフローラたちがキメポーズを見せるという豪華な入場となった。嶋村は「お花いっぱいのドレスでフローラに近づいた気がします」と感激の面持ち。ほかのキャスト陣も、「ピンと背筋が伸びて、しゃきっとした気持ちになります」や「ドレスもそうですし、赤という色は自分に気合が宿ります」などと口々に語った。前日には「第28回東京国際映画祭」(会期:10月22日~31日)のレッドカーペットを歩いたという4人は、そこで浴びたフラッシュの多さに驚いたことを振り返っていた。
上映された映画の注目ポイントとして、嶋村は「一番最初に流れたショートムービーの『キュアフローラといたずらかがみ』という作品の最後で、みんなが勢ぞろいした瞬間のいとしさがたまりませんでした」と感無量の様子。浅野は「『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』でマーメイドがスケートをしながら敵を倒すシーンがかっこよかった」と見どころを挙げた。
また、山村は「小さな妖精さんたちがたくさん登場するんです。妖精たちの活躍がとってもかわいくて、見ていて楽しい気持ちになりました」とコメント。一方の沢城は「レフィ姫が頑張っている姿や表情に胸を打たれます。私が演じるスカーレット(トワ)もレフィも同じプリンセスなので、トワとして見ていても応援したくなるし、私自身も胸を打たれました」と語った。
もしプリンセスになったらやってみたいことは?という質問に、嶋村は「世界一のコックさんに世界一おいしいパンプキンプリンを作ってほしい」という本作タイトルにかけた回答。山村は「世界中のプリンセスと会って大きなパーティーを開いて、いろんなプリンセスのドレスが見てみたいです」とプリンセスの世界への興味を述べた。浅野が「すてきな王子様と舞踏会でダンスを踊りたいです」とプリンセスらしいコメントをすると、一方の沢城は「窓からカーテンを伝わって、お城を抜け出す冒険をしてみたいです」とワイルドな回答で会場を沸かせていた。
舞台あいさつの後半には、レフィ姫役の上垣ひなたが登場。「本物のプリンセスになったようですごくうれしいです。小さいころから大好きだったプリキュアなので、出演が決まって本当にうれしかったです」とあいさつ。「なんでもチャレンジしようと元気になれる曲です」と紹介し、プリキュア4人のダンスをバックに挿入歌「happy happening」を披露した。
今回の舞台あいさつの招待客はドレスアップした子供たち中心ということもあり、キャスト陣の言葉も子供たちの夢を大切にしたものに。舞台あいさつ後にはプリキュアたちから子供たちへのダンス指導が行われるなど、子供たちに向けたイベントとなった。最後は嶋村が「みんなのおかげで作品がキラキラするんだなと思いました。31日公開の『プリンセスプリキュア』よろしくお願いします!」と締めくくった。
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