JR北海道は10月31日・11月1日の2日間、遠軽駅開駅100周年記念イベントを開催する。特急列車の出発式や記念入場券発売などの催しを用意しているという。
出発式は両日とも、11時16分発の特急「オホーツク4号」・15時17分発「オホーツク6号」の発車に合わせて開催。地元団体の太鼓演舞による出迎えや来賓による出発合図などを行う。記念入場券は遠軽町内10駅の硬券入場券と専用台紙のセットで1,700円。遠軽駅で限定300セットを販売する。
2日間限定で復活する駅弁は、遠軽駅の名物として約50年間にわたって親しまれた「かにめし」。特急「オホーツク」での車内販売終了にともない、製造元が今年3月いっぱいで閉店したため、幻の味となっていた。イベントでは両日とも11時から100個限定(1人2個まで)で販売され、価格は1個1,000円。
その他、排雪モーターカーロータリーの展示、軌道自転車乗車体験、鉄道映画上映、遠軽駅や石北本線をテーマとした写真展、ジオラマや鉄道模型の展示などを開催。販売コーナーでは、記念行先板・方向幕ストラップ、駅名板ストラップなど100周年オリジナル商品が用意される。