レノボ・ジャパンは27日、エントリー向けタブレット「YOGA tab 3」の国内販売を発表した。8型ディスプレイ搭載の「YOGA tab 3 8」と10.1型ディスプレイ搭載の「YOGA tab 3 10」をそろえ、それぞれにW-FiモデルとLTEモデルを用意する。11月上旬に発売し、店頭予想価格は「YOGA tab 3 8」のWi-Fi-モデルが23,800円前後、LTEモデルが28,800円前後、「YOGA tab 3 10」のWi-Fi-モデルが26,800円前後、LTEモデルが31,800円前後(いずれも税別)。
「YOGA Tab」シリーズは、本体の一辺に備えたグリップの形状を生かして、手に持って操作する「ホールドモード」、背面のキックスタンドを利用した「スタンドモード」、壁などに掛けて使う「ハングモード」、机の上などで操作しやすい「チルトモード」という4つモードで利用できるタブレット。
「YOGA tab 3」では、8型と10.1型どちらも1280×800ドットのIPS液晶を搭載。AnyPen機能に対応し、ボールペンなどをスタイラス代わりに利用できる。また、本体の前面にステレオスピーカーを採用し、Dolby Atmosに対応する。
グリップ部分に180度回転して、角度が調節できるカメラ(800万画素)を搭載するほか、カメラの前で手を開いたり閉じたりすることで写真が撮影できるジェスチャーコントロールに対応し、自撮りや集合写真の撮影が行える。
ディスプレイ以外の仕様として、Wi-FiモデルではプロセッサがQualcomm APQ8009(1.3GHz)、メモリがLPDDR3 1GB、ストレージが16GB、OSがAndroid 5.1(Lolipop)。
通信機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth 4.0。カメラは800万画素。このほかインタフェースはMicro USB(OTG対応)×1、MicroSDスロット、マイク/イヤホン端子など。バッテリー容量と駆動時間は、「YOGA tab 3 8」が6,200mAh/最大約20時間、「YOGA tab 3 10」が8,400mAh/最大約18時間。
LTEモデルでは、プロセッサをQualcomm APQ8909(1.3GHz)に変更し、対応バンドはFDD LTEがBand 1/3/5/8/19、W-CDMAがBand 1/5/8、GSMがBand 2/3/5/8。
本体サイズと重量は、「YOGA tab 3 8」がW210×D146×H3~7mm/約466g(Wi-Fiモデル)、約472g(LTEモデル)。「YOGA tab 3 10」がW253×D185×H3.5~9.5mm/約655g(Wi-Fiモデル)、約665g(LTEモデル)。