ゼネラルモーターズ・ジャパンはこのほど、ハイパフォーマンスポーツカーのシボレー「コルベット Z06」「コルベット Z06 コンバーチブル」改良モデルを発表した。ハイレスポンスなパドル付8速ATを搭載する。
「コルベット Z06」は、2015年ル・マン24時間耐久レースのGTE Proカテゴリーで8度目の優勝を飾った「コルベット C7.R」と同時に開発されたモデル。第5世代の6.2リットルスーパーチャージャーV8エンジンは直噴技術、アクティブ・フューエル・マネジメント(気筒休止)、可変バルブタイミングシステムなどを採用し、最高出力は659PSを発揮する。
今回の改良では、GMが開発したハイドラ・マチック8L90型パドルシフト付き8速オートマチック・トランスミッションが採用された。デュアルクラッチ・トランスミッションをしのぐシフトレスポンスを実現しているという。高効率、かつ軽量で、燃費性能にも優れている。
装備面では、VICS3メディア対応の大容量SDナビ、地上デジタルTV内蔵のMyLink統合制御ナビゲーションシステムを標準装備した。シボレー初となる「Apple CarPlay」対応となっており、Siri音声コマンドによる安全な操作が可能となっている。
価格は、「コルベット Z06」のクーペ・7速MTが1,425万円、クーペ・8速ATが 1,442万円、「コルベット Z06 コンバーチブル」の8速ATが1,502万円(価格はすべて税込)。