JR東日本仙台支社は長町駅北側高架下に整備を進めていた商業施設について、「tekute(てくて)ながまち」の名称で12月17日に開業すると発表した。JR東日本東北総合サービスが運営にあたる。

「tekuteながまち」完成イメージ。改札前正面エントランス(左)と地下鉄側エントランス(JR東日本仙台支社提供)

「tekute(てくて)ながまち」は、長町駅北側高架下の約4,300平方メートルの敷地を活用した店舗集積型の商業ゾーン。建物延床面積は3,000平方メートル、店舗面積1,600平方メートル。生鮮食料品、惣菜、輸入食品、スイーツ、ベーカリー、飲食店など16店舗とATMを備えた施設となる。

地下鉄長町駅とJR長町駅東口方面の乗換え利便性を考慮し、平日は7時30分、土休日は9時から店内の一部を通路として開放する。イベントなどに使用できるパブリックスペースも設け、旧国鉄の貨物ヤードをイメージした線路や転車台をモチーフとしたデザインで地域の記憶を残すという。